浄水器協会は、家庭用浄水器の正しい普及をめざす企業の団体です。

RO浄水器の表示ガイドラインについて


1 「家庭用品品質表示法」による規制について
RO浄水器に関する特定規制事項と内容について

家庭用浄水器で、法令によって規制される浄水器;「家庭用品品質表示法」の対象となる浄水器、 その中でも、ろ材にRO膜を使用した浄水器について特に留意さるべき事項が掲げられている。
(1)「家庭用品品質表示法」による規制;「逆浸透膜を使用した浄水器(以下RO浄水器という)に関する 法令上の規制について
@定義
RO浄水器は、形態によって連続式のほか貯水タンク等に浄水を貯める形式のものがあり、 これについては回分式に分類される。
ARO浄水器の特殊性について
RO浄水器は、近年、家庭用として海外からの輸入も含めて多く販売されるようになってきたが、 RO膜部分について本法に規定する試験方法では、品質表示事項を迅速に確認することが 困難である事態が認められるようになった。
RO膜は海水淡水化のための産業用資材として使用され、産業用として の規格基準等が設定されているが、本法の対象となる家庭用浄水器につ いては規格基準等が存在していない。
本法に規定する品質表示事項の確認において、RO膜を使用した浄水器 のRO膜部分の性能については今後規格基準、試験方法等の確立等が必 要であるが、当面は本法の趣旨に則って現行試験方法に準拠して、以下 に示すとおり、品質表示事項を確認する必要がある。 (2009年6月現在 JIS S 3201(家庭用浄水器試験方法)の改定作業進 行中である)
B各表示項目に関する解説
使用可能な最小動水圧について
・貯水タンク等に浄水を貯めて使用するRO膜を使用した家庭用浄水器に ついては回分形に分類されるため、当該事項の表示は必要ない。
RO膜を使用した浄水器でろ材;活性炭部分に関する浄水能力は規定の 試験方法によって浄水器として試験をする。
RO膜部分に関しては、ろ材;活性炭部分の取換える時点において、表 示者の指定する除去対象物質毎に規定の除去性能試験方法によって除 去性能を確認した上、その除去対象物質の名称を逆浸透膜による旨を 付記して任意による表示として表示できる。 この場合RO膜に関する性能は産業用資材としての試験データ等によっ て証明されていることが必要である。
C浄水能力について
RO膜を使用した浄水器の場合、RO膜保護の観点から残留塩素の除去 率が80%に低下する以前に活性炭ろ材を取り換える必要がある場合 は、その時点までのろ過水量を活性炭ろ材の総ろ過水量として表示し ても良い。
Dろ材の取換時期の目安について
RO膜の取換時期については、RO膜を使用した浄水器の性能の維持管理 に関して、販売事業者がメンテナンスをおこなうという商習慣を根拠 として、電気伝導度基準データ等に基づき品質表示者の責任に於いて 取換時期の目安を表示することが指導されている。
E使用上の注意について
RO膜の特性に鑑み取り扱い等について十分な説明が必要であることから、 規定された「使用上の注意」に加えて以下について表示すること。
・浄水と排水の割合。
・加圧ポンプなどを使用する場合の注意事項。
・貯水タンクの衛生性。
(2) 具体的表示例;逆浸透膜式浄水器の場合
■材料の種類   ABS樹脂、ステンレス
■ろ材の種類   逆浸透膜、活性炭、不織布
■ろ過流量   回分式の場合 1L/分(タンクに供給される流量)
連続式の場合 1L/分(浄水される流量)
■使用可能な最小動水圧(※)   ※回分形として扱う場合は当該表示事項の表示は必要ない。
■浄水能力   遊離残留塩素
(総ろ過水量 2,500L 除去率80%  JIS S 3201試験結果)
総トリハロメタン
(総ろ過水量 2,000L 除去率80%  JIS S 3201試験結果)
溶解鉛
(逆浸透膜による除去)
■ろ材の取換時期の目安   ・活性炭、セジメントフィルター等については、残留塩素、トリハロメタン除去を対象として総ろ過水量2000L 1日に付き10L換算で200日
・逆浸透膜については、約3年(次期メンテナンスまで)
     
■使用上の注意

イ 水道水質基準に適合した水をご使用ください。

ロ 浄水した水はできるだけ早くご使用ください。

ハ 夜間など長時間使用しなかった後は適切な放流時間を取ってください。

ニ 熱湯は流さないでください。

ホ この浄水器では、ろ材毎の取換管理をお願いしております。
・活性炭ろ材については「ろ材の取換時期の目安」を参考にしてください。
・逆浸透膜ろ材については、取換時期を表示しております。

ヘ 逆浸透膜は特殊なろ材ですので、次ぎについて注意して下さい。
・加圧ポンプを使用して浄水を取ります。また浄水として得られた水の残りは排水されます。;浄水回収率40%
・加圧ポンプは電気を使用しますので、XXXXにご注意下さい。
・浄水タンクは衛生性にご注意下さい。

○○株式会社 東京都千代田区○○町○○番地 (電話)00-0000-0000

【ガイドラインの各内容】

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