逆浸透膜(RO膜)は、世界で海水淡水化によって飲用水に使用されるなど非常に高度な性能を持っています。近年地球環境の大変化からは、安全な飲用水の確保の為に注目されてきました。
逆浸透膜を使用した家庭用浄水器についてJIS規格が成立しました(JIS S 3242 家庭用逆浸透膜浄水器)。
「家庭用逆浸透膜浄水器」とは、RO膜に合わせて活性炭ろ材と組み合わせて使われ、よりよい飲用水を得るために開発された浄水器です。
逆浸透膜浄水器(RO膜浄水器)の水は、すでにスーパーなどの水販売などで安全な水として多く使われています。RO膜浄水器のJIS規格成立によって、RO水を身近に感じていただくために、そして理解を得るための活動を開始します。
@RO水は、スーパーなどで水販売に使われていますが、そうしたお店の方々やお客様からのご意見をまとめて披露します。(RO水アンケート)
ARO水の特色を発揮できる分野(料理、お茶、コーヒー用途など)の説明を行います。
家庭用逆浸透膜(RO膜)浄水器のJIS規格によって、その適合性審査をして、「RO膜浄水器適合マーク表示」製品を発表してゆきます。
■RO膜適合マーク表示について
RO膜浄水器の利用度が大きくなることに鑑みて、一般の浄水器と同様にJIS規格等に照らし合わせ技術評価及び表示審査を行い審査して、適合している製品に”適合マーク”の表示を行います。
BRO水について、実際に使っておられる人たちからアンケートしました。
適合マーク製品共通マーク
承認番号 RKA1801
適合規格:JIS S 3242
RO膜浄水器適合マーク
承認番号 RKA1801
適合規格:JIS S 3242
※上記は表示例です
※浄水器協会「家庭用逆浸透膜浄水器(RO膜浄水器)適合マーク製品」は、公的なJIS規格によって技術的な評価をします。また、第三者委員会によって、表示内容についてコンプライアンス上の審査を行って発行しています。
水は同質になろうとして純水側から不純水の方に膜を通して移ります。
【浸透現象を利用した浄水器の原理です】
動物や植物の細胞膜は半透膜とよばれ、水溶液から水の分子だけを通す性質(浸透現象)があります。逆浸透膜(RO膜)はこの半透膜の性質を応用したもので、原水に圧力をかけて水だけをろ過します。
【RO膜は海水も真水に変えます】
「逆浸透」の原理を応用して、1950年代にアメリカで、海水を淡水化させる研究が始まりました。RO膜を使うと、通常のろ過方法ではろ過できないような、水に含まれるイオンや金属、硝酸態/亜硝酸態窒素、ウィルスなど、ほとんどの物質を取り除くことができます。
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